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チーム作り講座から秘密基地「らぼる」の場づくりの歴史を刻んだ図書館です。

2023/11/04

「自分が自分であることを認めて、自分のやりたい事、他者に貢献できる事を実行すること」

こんにちは!らぼる隊長のおすぎです。
本日は秘密基地「らぼる」が、「らぼる」になる前、「チーム作り講座」だった頃の初期の受講生であるKくんが授業をしてくれました。

あえてこちらでは直接的な表現を使いますが…彼は生まれた時から障害者です。そして、この数年、生死の境をさまよっていました。
そんな彼が、元気に授業をしてくれました。
彼とはSNSでつながっていましたが、この数年音信不通でした。
正直、杉山は最悪なことを考えました。

ただ、偶然にも今年運営メンバーのひとりと偶然街中で再会し、私も約10年ぶりの再会を果たしました。
そんな彼から、「授業をやってみたい!」という言葉を聞いて、本日の場が生まれました。

彼が授業をやると決めてから、「らぼる」にも何度も遊びに来てくれて、そして本日の授業に向けて、何度もMTGを重ねました。
彼といると、いっつも元気をもらう、そんなエネルギー溢れる人格者です。

そして、彼は障害者としてではなく、「卒業生の一Kくん」として授業がしたい、そして彼がKくんでいられる最大の要因として、自分がありのままの自分を受け入れられる、その結果シンプルに幸せであるということを伝えたいという結論に至りました。

そこで、障害者としての説明やアイスブレイクなどは行わず、ある意味真正面から彼の思いを伝える授業をしてくれました。

MTGを何度も重ねた杉山としては、正直70分の授業では全然足りません。
なんというか、Kくんはこれまで私がご縁をもった卒業生の中でも、ぶっちぎりにカッコイイ奴です(笑)
そして、何より私や高校生たちが想像をする何億倍もすごい人生経験をしてきています。
正直、授業の学習目標・目的では括れない、まさに“命の授業”=“ありのままの人生”を見せてくれました。

あとは、高校生や運営メンバーが今日という場をどう感じ取るのか…それは私たちその場にいた聴き手次第だと思います。
たまにはこういう授業も良いですよね。

本当にKくんに再会できて幸せでした。そして、これからもよろしく!
さて、来週は各種学校行事が控えているため一旦「らぼる」はお休みです。
3学期も残り3回、どんな場で2学期を終えて、3学期の「らぼるアワード」につなげることができるのか…乞うご期待!!

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【1時間目】
●Kくんの紹介
●グラウンドルール提示
●ワーク①②(生きづらさ)
●質問タイム
●Kくんの生涯(三部構成)
●振り返りシート記入