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チーム作り講座から秘密基地「らぼる」の場づくりの歴史を刻んだ図書館です。

2023/06/23

こんにちは!
けいごです。
梅雨が始まったかと思うと、夏日が続く厳しい天気となっていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
第6回目である本日の授業は、外部講師である「みきてぃ」さんの授業でした。外部講師をお願いしていますが、授業が始まる前の1月から準備に携わっていただいていたので、絆も生まれている仲間です。
テーマは「メディアリテラシー」です!
多くの情報に囲まれながら、生活をしている高校生にとって、とても大切であり役に立つ内容になると思います。私自身も、非常にこの授業を楽しみにしていました!
1時間目は、「自分の情報取得のクセを理解する」ということに取り組みました。以下のようなワークを4人1チームで行いました。

① 写真を3秒間観察する。
② 30秒ほどでグループの人に観察結果を共有
③ 同じ写真を10秒観察
④ 50秒ほどでグループの人に観察結果を共有
というような流れでワークを行いました。
このワークを通して、他者と同じ情報を前にしても、認識している情報が違うということを伝えました。また、3秒と10秒と観察する時間を変えることで、時間によって得れる情報の量の違いも体験しました。
人によって同じ写真を見ていても、着眼点が違い、感じている内容が違うことはとても興味深かったです。
「文字を読もうとしてしまう」「人の顔ばかり見てしまう」など生徒は自分の情報を感じ取るクセを把握していました。

2時間目は、「情報の分類と確認方法を知る」の2点を目標としました。
この目標に向けてこのようなワークを行いました。
① 情報を ・事実(確認できる)・事実(確認できない)・意見主観 の3つに分類
(例)レストランAのランチセットは量が少ない
  この料理はケチャップだ
  本能寺の変は羽紫秀吉が黒幕だ
② グループで回答を共有
③ ①で扱った情報を、事実と確認するには何を行うべきかを考える
(例)Aランチセットを食べた人全員にアンケート調査を行う
情報の分類に苦戦しているチームもありましたが、自分の考えをグループの人にうまく伝えることができており、意見のすり合わせができていました
確認方法を見つけるワークでは、「平均とればいいのでは?」「平均取れば事実と確認できる?」など情報を俯瞰し、分析している姿勢が印象的でした。
普段意識することなく触れている「情報」ですが、自分のクセや、確認できる事実かどうかを意識せずに扱うことは非常に怖いなと感じました。
このような姿勢もって、インターネットやSNSと付き合うことで、フェイクニュースなど騙されることは減るのではと思います。この授業での学びを、らぼるのこれからの活動に繋げてほしいと思います!

本日の「きょうえんしゃワーク」は、屋上で行いました。気温が高い中でしたが、普段とは違う雰囲気で行うことができました。
本日も2ペアがやってくれました!
「素早く渡せ!紙渡しリレー」では、風もある中、紙を掴まずに紙をつないでいました。相手を責めないをルールするなど工夫が見えました
「ジェスチャーゲーム」では、非言語のなかでのコミュニケーションを体験しました。言葉が使えないだけで、簡単な言葉も伝えるのが難しいと感じました
さて次回は、外部講師のゆーまさんの授業です!今回の授業と繋がった内容ということで楽しみです。

【1時間目】
・きょうやんしゃワーク×2
・「自分の情報取得のクセを理解する」
【2時間目】
・「情報の分類と確認方法を知る」
・ChatGPTの活用について